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ゾウムシも害虫の一種!ゾウムシの種類・対策・駆除方法をご紹介!

ゾウムシの画像

大切に育てたバラやお米、作物への被害報告が絶えないゾウムシ。

あと少しでツボミがキレイに咲くはずだったのに、気づいたら枯れて地面に落ちていることも……。

しかし、その地面に落ちたツボミを放置しておくと、さらなる食害が引き起こされる可能性が非常に高いのです。

そこで本記事では意外と知られていないゾウムシの生態や対策・駆除方法について紹介していきます。


憎きゾウムシから我が子(バラorお米or作物)を守りたいという方は是非チェックしてください。

ゾウリムシとは?植物の中に産卵する生態を調査

ゾウムシ(象虫)

ゾウムシと聞くと、人によって好き嫌いがはっきりしている昆虫だと思います。

体長数ミリ程度しかないゾウムシは、お鼻の長さが特徴、世界各地に生息おりその数はまだ把握しきれていません。

現在わかっているだけでも、ゾウムシの数は6万以上、知られていない種を含めると20万種以上になるといわれています。

コスタリカでは1万種以上のゾウムシが生息すると言われていますが、そのほとんどが生態系もわからなければ名前もついていないのです。

こういう話をすると、目をキラキラさせて『ロマンがある……』とつぶやく方がいます。

なにを考えているのか一切共感はできませんが、実際に自宅で飼育するほどゾウムシを愛している方がいるのです。

ただし、本記事はゾウムシが嫌いな方のために執筆しています。

ゾウムシが嫌いな方の特徴。

それは、ゾウムシに食害としての被害を受けた方がほとんどではないでしょうか。

ゾウムシの食害は、国内でも以下の3つがあげられています。

  • 米類
  • バラ
  • 野菜の葉

ゾウムシは相当やっかいな害虫で、多くの種が薬剤でも殺せないため完全な予防方法がないのが現状です。

下記では、ゾウムシによる対処法や駆除方法について、できるだけ詳しく紹介していきます。

日本国内に生息するゾウリムシの種類

約6万種も存在するといわれるゾウムシですが、ここ日本にも多くの種類が生息しています。

ここでは特に有名な種類や植物に被害を与える種のゾウムシを紹介します。

コクゾウムシ(穀象虫

熱帯から温帯にかけて広く分布しているコクゾウムシは、日本全土に生息しています。

コクゾウムシの特徴は、米に穴を開けてその中に産卵、孵化したあとも成虫になるまではその中で生活を続ける点です。

約200個程度が一度に産卵され、それから4~14日後には孵り米の中を食べて成長。

13~66日で幼虫から蛹になると、わずか5日前後で成虫となるため、産卵から成虫までに早い個体だと1ヶ月程度しかかかりません。

成虫になると米から飛び出し、ほかの米を食べはじめますが、この段階でコクゾウムシの被害にほとんどの方が気づきます。

幼虫は白っぽいため見分けがつきませんが、成虫は黒色なので一目で見分けることができるのです。

また、コクゾウムシが米に侵入する経路は以下の2つ。

  • 農家から出荷された段階でコクゾウムシが付いていた場合
  • 購入後、自宅でコクゾウムシが侵入した場合

いざ米の中にコクゾウムシが入っているのを見ると、無害なのは知っていても食べたくありませんよね。

気持はわかりますが、食費が待ったなしの状態では捨てることもできません。

問題は、米の中に入っているコクゾウムシの見分け方。

とても面倒くさい見分け方だと想像してしまうかもしれませんが、以外とカンタンでわかりやすい方法があるので紹介します。

その方法は、米を水に入れて浮いてきたものを捨てるだけ。

コクゾウムシの幼虫が米を食べてしまうと中が空洞となるため、水に浮いてしまうのです。

成虫の駆除方法は、後述する「米のなかに入り込んだゾウリムシの駆除方法」で紹介します。

ヤサイゾウムシ

ヤサイゾウムシは、幼虫・成虫ともに野菜の葉を食害しています。

成虫の体長は約10mm程度しかなく、色は茶色がかった赤褐色で光沢感がなく、毛に包まれているのが特徴です。

日本の野菜での主な被害作物は以下の種類があげられます。

  • 白菜・小松菜・ほうれん草などの葉野菜
  • 大根・人参などの根菜類
  • タバコなどその他の野菜

秋と春先に1匹あたり約1,000個を産卵、秋に産まれた幼虫は白菜や小松菜の葉下や葉の間に隠れ越冬。

春先以降に成虫となり再び食害を引き起こすと言われています。

バラゾウムシ

美しいバラの最大の天敵といえばバラゾウムシを思い浮かべる方が多いはず。

なぜなら、数日後には咲きそうなほどに成長しているツボミでも、バラゾウムシの手にかかれば一瞬で枯らせてしまうからです。

バラゾウムシは、バラの葉やツボミに穴を開け、その中のエキスを吸出してしまいます。

そうすることで、葉やツボミに栄養が行き届かなくなってしまうのです。

さらには、バラゾウムシはツボミのなかに産卵することもしばしば。

そうなると被害はさらに広がるため、穴が開いたツボミは即座に切り取らなければいけません。

バラゾウムシの体長は2~5mm程度と非常に小さく、目視でみつけることが非常にむずかしいのが現状です。

死んだふりを得意とするため、見つけた際にはしっかりと殺める必要があります。

そのため、殺したあとに、地面に落としておくのも絶対NG。

仮に殺せていなかったとしたら、周りを警戒しながらゆっくりと立ち上がったバラゾウムシは再び大切なバラへと向かっていくのですから。

ゾウムシの幼虫は釣りのエサとして活用されている

小さいころドングリや栗をたくさん取って持ち帰り、煮詰めた経験がある方も多いと思います。

そのさい、芋虫が大量に出てきて泣いたのは私だけでしょうか……。

あれが、ゾウムシの幼虫です。

ゾウムシの幼虫は釣りのエサに活用されており、外国では食べる方もいるほど。

それほど、毒性的な意味では無害なゾウムシの幼虫ですが、被害の規模は成虫の比になりません。

活動時間帯 食べる部位
成虫 夜間に活発になる 葉っぱやツボミ
幼虫 昼夜関係なく活発に活動する 小さい幼虫は根細胞、大きくなると球根を食べ始める

表からもわかるように、ゾウムシの幼虫は根本を食べるため、ツボミ云々ではなく植物自体を枯らす原因となります。

さらに、成虫とは違い活動の時間帯がとにかく長いため、それだけ食害を受ける規模も大きくなってしまうのです。

成虫同様に絶対に駆逐しなければいけないゾウムシの幼虫ですが、駆除方法は成虫とは異なります。

ゾウリムシの幼虫は様々な殺虫剤に対する抗体をもっていますが、効率的な駆除は配合土に殺虫剤を混ぜる方法しかありません。

幼虫が土のなかで生きられない環境にしてしまうことが、ゾウムシの幼虫の活動を抑える唯一の方法なのです。

ゾウムシの発生時期

コクゾウムシ 3月~10月(とくに4月~9月)
ヤサイゾウムシ 9月~翌年5月まで
バラゾウムシ 4~10月頃まで(とくに5~6月)

上記からもわかるように、活動時期は種によってバラバラです。

とはいえ、暖かくなる時期はやはり活発的に行動するため、それぞれ正しい駆除・対策を取らなければいけません。

ここからは、それぞれの駆除方法と対策方法について紹介していきます。

ゾウムシの対策と駆除方法

ここでは、それぞれ種類ごとにゾウムシの駆除方法を紹介していきます。

ヤサイゾウムシの駆除方法

冬の時期に多大な被害を及ぼすヤサイゾウムシ。

ヤサイゾウムシは対策を怠ってしまうと、その被害は年々増加すると一方だと言われています。

しかし、基本的には殺虫剤を散布している場合、あまり問題になることはありません。

人参 マラソン乳剤
水菜 プレスロイド系の散布薬剤
タバコ アセフェート水和剤

上記の表のとおり、それぞれの薬剤が登録されています。

農薬を使わない有機栽培での駆除は、捕殺がもっとも有効な方法となりますが、ヤサイゾウムシの行動は夜間が中心です。

日中は地際に隠れて身を潜めているため、被害を食い止める方法は防虫ネットなどを仕掛けるなど、物理的な対応が必要不可欠。

また、ヤサイゾウムシは飛ぶことができず、歩行して移動するという点からも、溝状のトラップや防虫ネットなどの対策が有効的です。

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コクゾウムシの駆除方法

コクゾウムシと部屋の中で遭遇する場合もあります。

部屋のなかで毎日30匹以上駆除していると悩まれている方もいるほど、外部からカンタンに侵入してくるのです。

部屋のなかのすべてのゾウムシを駆除する方法はないのか。

結論からいうと、現段階では完全に駆除できる薬剤は開発されていません。

実際に、バルサンの燻蒸剤を使ってもあまり効果はないのです。

そのため、コクゾウムシを掃除機で吸い取ってしまうのがもっとも確実な方法だといわれています。

とはいえ、それでは就寝中や外出中無防備になってしまいますよね。

ではコクゾウムシの対処法はどうすればよいのか?

そもそも自宅に侵入させない方法としては、「お米害虫 コクゾウムシ用 フェロモントラップ」という商品がオススメです。

1つ2,000円前後と多少高めの金額となっています。

しかし、以下の理由から非常にお勧めしています。

  1. コクゾウムシを対象とした数少ない駆除商品
  2. 効果が非常に高い

この2点から非常にオススメです。

それでは実際にどのように対策していくのか紹介したいと思います。

米の保管方法で対策

コクゾウムシが部屋に入ってきても、米ヅカの中に侵入させないために対策をとっておきましょう。

まず、米の保存場所は冷暗所にしてください。

  1. 湿気を好む
  2. 23℃以上になると活発に行動する

コクゾウムシは上記の習性が確認されているため、気温の高いところや湿気があるところではなく、年中涼しい場所に保管するようにしましょう。

また、米を購入したままの米袋にいれておくのもNGです。

輪ゴムでしっかりと止めていたとしても、湿気の原因・コクゾウムシの侵入のリスクが高くなってしまいます。

密閉式容器に移して、コクゾウムシの侵入をシャットアウトしましょう。

また、米の保管容器のなかに以下のモノを入れておくことも侵入を防ぐ効果があります。

  • 1:にんにく(ガーゼに包む)
  • 2:鷹の爪(ガーゼに包む)
  • 3:わさびやからしなどの香辛料(アルミカップ)
  • 4:市販の米防虫剤
米からコクゾウムシを駆除する方法 米からコクゾウムシを駆除する方法

部屋だけでなく米ヅカにも侵入されてしまった場合の駆除方法を紹介します。

バラゾウムシの駆除方法

バラのツボミや新葉が急に枯れ始めた場合、バラゾウムシの可能性が非常に高いです。

特に5~6月の期間はバラゾウムシが活発に動き始めるため要注意。

  • バラゾウムシの駆除方法
    定期的にチェックし捕殺する
  • バラゾウムシの対策方法
    月に一度殺虫剤を散布して、バラに近づけないようにする

成虫をバラに近づけない対策として、ツボミがつくまえの4月から月に1度「スミチオン乳剤」を散布する方法があります。

農薬としてプロの農家から趣味の方まで広く愛用されているスミチオン乳剤は、1本数百円で購入でき安定した効果が期待できる優れた商品です。

とはいえ、使用ルールは決められているため、以下のことに注意してください。

手袋とマスクは絶対につける

人体への毒性が非常によわく、環境にやさしいスミチオン乳剤ですが、やはり農薬を吸い込むことは体内に悪影響を及ぼす可能性があります。

可能であれば、メガネやゴーグルなど目の保護もするようにしてください。

濃度は水で1,000倍薄める

スミチオン乳剤に限らず、農薬は基本数百倍~数千倍まで薄めて使用します。

水を1L用意して、そのなかにスミチオン乳剤の原液を1ml入れてよくかき混ぜてから使用してください。

風が強い日や気温が高い日は避ける

風が強い日は農薬が広がりやすく、健康被害の原因にもなるため避けるようにしましょう。

また、気温が高いと薄めた農薬が蒸発し濃度が高まってしまい、バラが薬害によって枯れてしまう危険があるため注意が必要です。

次に、バラゾウムシの幼虫の対策方法ですが、6月の半ばをすぎると土の中に入り蛹(さなぎ)になろうとします。

そのため、土の中の幼虫退治に有効な殺虫剤「オルトランDX」がおすすめです。

家庭菜園もしくは園芸を行っている方のほとんどが、一度は聞いた事があると思います。

「オルトランDX」は、バラゾウムシ以外にも以下の害虫に効果があります。

アブラムシ・アザミウマ・コナジラミ・ヨコバイ・ウンカ・カメムシ・カイガラムシ・グンバイムシ・ヨトウムシ・アオムシ・ハムシ・クムシ・ハマキ・コナガ・ウワバ・ノミハムシ・ハバチ・ハモグリバ・ハモグリガ

殺虫成分がアセフェートとクロチアニジンが配合されていることから、多くの害虫に効果があるのです。

成虫・幼虫それぞれに正しい対策をして、バラゾウムシの被害を食い止めましょう。

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