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害虫の種類

ダニも立派な害虫で死亡の原因にもなる?意外と知らないダニの対策・駆除方法

ダニの画像

公式ページダニは他の害虫とは違って目に見えないほど小さいため、なにも対策をしないまま生活していたという方も多いのではないでしょうか?

しかし、そのまま生活を続けていると、ほぼ間違いなくダニは増殖を繰り返し、あなたに健康被害をおよぼす危険性もあるのです。

そこで本記事では以下のことについて紹介しています。


最近、体調がおかしいと感じた方もひょっとしたらダニが原因かもしれません。

本記事で正しい知識を身に着けて是非、対策を行うようにしてください。

ダニに噛まれると痒いだけでは済まない?ダニの特徴と種類

ダニ大国とよばれている日本。
蚊やアブに刺されるような場所にもいってないのに、目が覚めると肌が赤く腫れ、痒くなっている。

それはダニが原因かもしれません。
ダニは目に見えないほど小さいため、刺されるまで気づくことが難しいですが、最悪の事態を引き起こしてしまう危険もあります。

ダニによる被害は以下の2つです。

ダニ ダニアレルゲン
被害原因 生きているダニ ダニの死骸や糞
被害内容 刺されることによる痒みと、それに伴った腫れ。期間は7~10日間程度でおさまる ダニの死骸や糞に接触・吸引してしまうことによって引き起こされるアレルギー。ダニの被害とは異なり、一度発症してしまうと、完治までに数年かかる場合がある。

過去には、マダニに噛まれたことによって発症する重症熱性血小板減少症候群に感染し、死亡したケースもあります。

「重症熱性血小板減少症候群」とは、感染すると6~14日で発症し、発熱や意識障害、嘔吐や下痢、皮下出血などの症状を訴え最悪の場合死に至る怖い病気です。

この病気によって、いままでに国内でも151人がマダニによって感染、うち42人が死亡。

とはいえ、基本的にマダニは私達の住む家に侵入することはなく、森林や草むらに生息しているため山に入る機会がなければほとんど心配はありません。

問題は、やはり現在4人に1人が悩み、その数2,900万人と言われているダニアレルギーです。

1つの住宅に数千万匹いるダニの種類

ダニは昆虫ではなくクモやサソリの仲間。

屋内に生息する種類のダニを屋内塵性ダニ類と呼び、その中でアレルギーの原因となるのはヒョウダニと呼ばれる種類です。

ヒョウダニ

ヒョウダニの画像
ほぼ一年中生息しているダニ。

お布団や絨毯、家具など家全域に生息していて、このダニの糞や死骸によって多くの方がアレルギー性疾患を引き起こしています。

人を刺すことはなく、布団にいたとしてもかゆみや腫れなどの症状が伴わないため気づきにくく、湿度60~80%、温度20~30℃の高温多湿を好みます。

コナダニ

コナダニの画像
春と秋に増殖するダニ。

高温になると活発に動き、繁殖力が非常に強いことでも知られています。

こちらの種類も人を刺すことはありませんが、大発生することによって人を刺すツメダニの餌となるため、2次被害の原因となります。

ツメダニ

ツメダニの画像
梅雨時から秋口にかけて増殖するツメダニ。

人を刺して体液を吸い込むダニのため、刺咬症(しこうしょう)の原因になることもあります。

他のダニが発生するとそれをエサとするツメダニが発生するため、まずは他のダニの発生を抑える必要があり、8~9月の期間は特にツメダニの被害が増加するため注意が必要です。

イエダニ

イエダニの画像
ネズミや鳥に寄生している吸血性のイエダニ。

寄生していたネズミや鳥が死んだ場合や、ネズミの巣の中にイエダニが大発生した場合は移動して人に吸血することがあります。

主に5~9月に発生し、人への被害件数もこの時期になると増大します。

マダニ

マダニの画像
家には侵入しないマダニですが、感染症を媒介する危険性があるため、軽く触れておきます。

マダニは3月頃から増殖しはじめると10月頃から活発に行動を開始、冬季も活動しているほど寒さに強い種類です。

マダニの付着を防ぐ方法

散歩中や外で遊ぶさいには、長袖を着用して皮膚の露出を抑える。
また、明るい服を着ることによってマダニが付着したさいに気づきやすくすることができます。

外出先から戻ったさいには、玄関先でマダニが付着していないかチェックしてください。
服を叩いたり、ガムテープでペタペタとゴミを取っていくのも有効な手段です。

マダニに刺された場合の対処法

マダニに刺された・もしくは刺されてしまったかもしれない場合には、皮膚科をはじめとした医療機関で処置を受けてください。

その際に、被害にあった場所や日時、その状況について控えておくようにしましょう。

正しい情報を医師に伝えることによって、適切な処置をうけることができます。

また、吸血している最中のマダニをみつけた場合も要注意です。

そのままムリにとろうとすると、ダニの口が中に残ってしまったり、身体をつまんださいにマダニの体液が逆流してしまう危険があります。

刺されているのに気づいた場合は、そのまま急いで医療機関に行って適切な処置をうけるようにしてください。

ダニの死骸や糞によって引き起こされるアレルギー反応

ダニの数はたった6週間で30倍にまで増加。

さらに、ダニアレルゲンである糞やその死骸は、6週間で130倍にまで増えてしまうのです。

当然、ダニアレルゲンの量が増えてしまうと、アレルギー体質の方は発症・症状の悪化につながります。

そのため、下記でも紹介している正しいダニへの対処法を身に着けておく必要があるのです。

知識がなければ泣き寝入り?ダニの正しい駆除方法

まず、天日干しと掃除機のコンボは、ダニの駆除や対策としてあまり効果がないことがわかっています。

もちろん、太陽で乾燥させた後の気持ちいいお布団は、ダニの駆除効果があると勘違いしてしまうのもムリはありません。

しかし、本当にダニのアレルゲンを抑えたいのであれば、もっと徹底的に駆除&対策をする必要があるのです。

下記では、その方法について紹介していきます。

ダニを確実に駆除する方法(殺す方法)

ダニを確実に殺すには、熱と乾燥が必要不可欠です。

人間の皮膚カスやアカを食べるダニにとって、湿度も保たれている私達の寝具はまさに楽園のようなもの。

そのため、大量のダニが布団や枕に住み着いていますが、そんなダニを確実に殺す方法は以下のとおりです。

【50℃の熱で20~30分、60℃の熱で一瞬で死滅】

つまり、寝具の加熱がダニを駆除する確実な方法なのです。

天日干しは、60℃はもちろん50℃にも到達しないため、オススメの方法ではありません。

効果的な方法としては以下の2つの方法があげられます。

布団乾燥機を使ったダニの駆除

高熱を寝具に与える手段としては布団乾燥機を利用することがオススメです。

50℃以上を保ち、1時間以上布団に熱を与えることができる布団乾燥機ですが、ちょっとしたコツでその効果は絶大になるのでその方法もあわせて紹介します。

  • 敷布団に対して布団乾燥シートを直角に置く
  • 敷布団をシートで包むように折り曲げる
  • 掛け布団を敷布団にかぶせる

この手順のとおりに行えば、布団の隅々まで熱を均等に与えることができます。

このほかにもお金をかけずに駆除するのに、とっておきの場所と方法があります。

そちらの方法も一緒にお読みください。

日中の車内でダニの駆除

夏の日中の車内の気温は、50℃前後に達しているため、天日干しよりもずっと効果があることがわかっています。

また、車内でダニの駆除をする場合、以下のことに気をつけてください。

  • 最も影になりにくいフロントガラスの下に布団を置く
  • 裏表両面に2時間ほど日光を当てる
  • 熱中症になる可能性が十分考えられるため、車内には在中しない

以上の点に注意することで、安全に確実に効果を実感できるダニ退治ができます。

お金をかけずに行えるので、是非一度試してみてください。

ダニの住みにくい環境をつくろう!

どんなご家庭にも必ずダニは発生します。

完璧にゼロにするのは相当難しく、1匹でも残っていると人間のフケやアカ、ホコリなどの有機物を食べて信じられないスピードで増殖を繰リ返します。

ちなみに、私達人間の汗1gでなんと300匹以上のダニが生活できます。

そんな繁殖力の強いダニが、いかに住みにくい環境を作れるかが重要になっていくのです。

定期的に行う対策週間としては、以下のことがあげられます。

1.駆除剤の使用
ダニは上記でも紹介したとおり熱での駆除が最もオススメですが、畳や絨毯となると難しいですよね。

そのため、やはり効率的にダニを駆除するためには、専用の殺虫成分が含まれている駆除剤を使用することで繁殖を防ぐことができます。

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2.駆除剤の後は掃除機を使用
天日干しをしたあとには、掃除機をかける方も多いはずが、それと同様に駆除剤を撒いた後にも掃除機が必要不可欠です。

ダニの死骸は、アレルゲンの主な原因となるため、掃除機をかけてはじめて健康被害を抑えたことになります。

3.ダニよけ剤を使用する
せっかくダニを退治したあとに、そのまま放置しておくのはもったいないと思いませんか?

現在は、数種類販売されているダニよけ剤を使用して、ダニの少ない快適な空間を長く保てる環境にしましょう。

  • ダニバリア ダニよけスプレー
    ふとんや枕、畳や絨毯などの繊維に使用
  • ダニバリア ダニよけゲル
    床面全体に効果が期待できる、置くだけタイプのダニよけグッズ
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4.定期的に駆除することが大切
定期的にダニの駆除剤を使用することによって、ダニの発生を格段に抑えることができます。

1~4月 2ヶ月に1回
5~10月 1ヶ月に1回
11~12月 2ヶ月に1回

上記がダニの発生を抑えるために推奨されている、時期ごとの駆除剤散布の回数です。

この時期に合わせてダニの駆除剤を使用することをオススメします。

ダニを簡単に除去したいならダニ捕りロボがオススメ

上記でも紹介したとおり、ダニが集中しやすいお布団やソファ、畳は対策が非常に講じづらいです。

天日干しして掃除機で吸うくらいしか対策していないという方も多いのではないでしょうか。

しかし、ダニ専門の研究機関の結果報告では、以下のことが分かっています。

3種類の掃除機を使ってダニの捕獲実験をした結果、布団内部に潜んでいるダニのほとんどが捕獲することができない。

つまり、どんな掃除機でも布団内部に潜り込んでいるダニに関しては除去することは不可能だということです。

『布団内部のダニは取れなくても、外側にいるダニを取れればいいじゃない』

そう思われる方もいると思いますが、布団内部にいるダニは表面の約1,000倍いることが分かっています。

ダニは布団内部の繊維にがっちりとしがみついているため、力が変わらない吸引器でも引き剥がすことができません。

そこでオススメなのが、ダニ捕りロボットです。

この商品は、ダニを一箇所におびき寄せて撃退するため、「ダニの糞や死骸などのアレルゲン」「発生源となるダニ」の問題を同時に解決できます。

ネット通販「Amazon」でも、2017年DIY・工具総合ランキング捕虫部門でも売上第1位に輝き、すでに売上個数は1,200万個を突破。

料金は、初回7,962円(ケース・詰替セット)で2回目以降は5,468円(詰替セット)で購入可能です。

1日あたりの費用が18円(1枚)かかるため、ダニシートのなかでは結構高い部類になりますが、Amazonのコメントを確認しても多くの方が満足している結果がよくわかります。

現在、掃除機でダニ対策をしていた方はもちろん、毎週コインランドリーへ持ち込んでいるという方もこの商品を使えば1週間程度でダニの発生を抑えてくれます。

お試しタイプは1つ3,240円で購入できるので、気になる方は是非お試しください。

日革研究所 ダニ捕りロボ ラージサイズ1個

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自分で対処できないと感じたらすぐに害虫駆除業者に依頼

ダニが大量発生してしまったり、自分で行ったダニを駆除した結果アレルギーが悪化した場合は、害虫駆除業者に依頼することをオススメします。

ダニはその死骸の除去もしなければ、体調が改善するどころか逆に悪化してしまう場合もあるのです。

ダニの駆除に掛かる業者の費用について

ダニの駆除を行う業者の費用の相場は、5,000~30,000円前後で依頼できる害虫駆除業者が多いです。

料金は駆除を行なう広さによって変わってしまうため、広い家に住んでいる方はそれなりの料金がかかってしまうと思ったほうがよいでしょう。

また、年間契約をした場合は、1回あたりの相場が相当やすくなります。

だいたいの駆除業者は、年間で50,000円が相場となっているのでこちらも検討してみてはいかがでしょうか。

ダニの駆除を業者に依頼するメリットは?

自分でダニを駆除する際は、バルサンを使って残ったダニを掃除機で吸い取るのが一般的です。

そのため、費用にしても2~3,000円前後で抑えることができ、お財布の面でも非常に優しいといえます。

一方で、業者に依頼すると5,000~30,000円前後かかってしまう。

それはなぜでしょうか?
実は、プロが行なうダニ駆除の作業方法は、以下の点で一般の家庭での駆除方法とは違います。

  1. ダニを殺戮するために徹底的に種類を下調べする
  2. より効果的な薬剤を使用することによって、駆除効果を高めている
  3. 場合によっては、天井裏はもちろん、床下などにも効果的な薬剤を散布するため、家虫のダニを駆除することができる

そのため、駆除業者に依頼することで、自分で行うよりも家全体に潜むダニを一気に駆除することができるのです。

ダニの駆除業者の費用を抑える方法

ダニ業者への依頼が最も確実にダニを駆除できる方法だと紹介しました。

しかし、料金面からダニが気になる度に依頼していては、お財布面で相当厳しいですよね。

そんな方はやはり自分でダニの駆除をする回数を増やし、5回に1回業者に依頼するなど策を考える必要があります。

とはいえ、自分で駆除剤や掃除の回数を増やすのは手間暇がかかってしまいます。

本記事でも紹介した「ダニ捕りロボット」を使えば、業者への依頼回数も格段に減らすことができ、さらに手間暇もかかりません。

料金・効果ともにあなたにとって優しい「ダニ捕りロボット」を一度試してみてはいかがでしょうか?

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