長崎県のスズメバチ駆除・ハチの巣 駆除業者まとめ

長崎県は周囲を海に囲まれ、大小合わせて1,000近い島があり、ザビエルも渡来した古くから海外交流が盛んな地域です。

グルメでは佐世保バーガー、長崎ちゃんぽん、カステラ、からすみなどに人気があり、キリスト教の教会と坂が多く、お盆にはお線香の他に花火や爆竹を鳴らすことでも有名です。

そんな長崎県は、至るところに自然が残っているため、ハチの生息も確認されています。

長崎県のハチ駆除業者と、自治体の駆除対応、生息するハチの種類を紹介していきます。

長崎県のスズメバチ駆除業者まとめ

スズメバチ・ハチの巣は、知らぬ間に自宅周辺にできているもので、気づいたときには長さ20センチ前後になっていることも珍しくありません。

最近ハチをよく見かけるな、そんな風に思ったときは近くに巣がある可能性が高いです。

ハチの巣の駆除は自力でもできるケースがありますが、身の安全を第一にするなら、ハチ駆除専門業者に依頼した方がスピーディーに駆除できます。

長崎県で活躍するローカルなハチ駆除専門業者について、料金や対応エリアなど詳しく調べました。

ハチの悩みがある方は、ぜひ参考にしてくださいね。

スズメバチ駆除専門業者一覧
便利屋タスケ	要確認	西彼杵郡長与町、西彼杵郡時津町、長崎市
アイ企画 佐世保支店	7,500円～30,000円以上	佐世保市、北松浦郡佐々町
西日本消毒社		長崎市、佐世保市、島原市、諫早市、大村市、平戸市
ハウスクリーン谷川		五島市
有限会社サンガ二十一	5,000円未満～30,000円以上	長崎県全域 ※詳細は問い合わせが必要
株式会社Lead
ベンリー佐世保南店
大阪ウイントン株式会社
日東防疫株式会社	5,000円～7,500円
「害虫」「害獣」「害鳥」駆除・防除専門店グリーンウォール	7,500円～30,000円以上
朝日環境株式会社
グッドベア株式会社
有限会社ひらど美装工業佐世保営業所	要確認
（有）ハウスクリーン
AI消毒
便利屋一心多助

長崎県のハチ駆除専門業者のほとんどは、県内全域に対応しているので、長崎県にある72の離島にお住まいの方も安心して相談できます。

料金はハチの巣の状態やハチの種類により変動するので、事前に電話やインターネットから問い合わせておくことをおすすめします。

また、高所や壁の中など、特殊な場所の駆除には別途費用がかかることがあるので、事前に現地調査や見積もりを出してもらうようにしてください。

長崎県内でスズメバチ駆除の対応がある自治体

長崎県の自治体では、原則として私有地にできたハチの巣の駆除は行っていません。

ですが個人でハチ駆除するためのサポートとして、自治体ごとに工夫を凝らした取り組みが行われているので、お住まいの地域に合わせて確認すると良いでしょう。

長崎市では、原則としてハチ駆除は土地・建物の所有者や管理者が行うとしていますが、いくつかの条件に合致する場合、自治体としての駆除を行っています。

• 持ち家で、市民税が非課税の世帯
• 持ち家で、生活保護を受給する世帯

この条件に合致する場合は、自治体としてスズメバチの巣の駆除を行っています。

その他、すべての市民の中で、ハチの巣の自己駆除を行う方を対象に、ハチ防護服一式の貸し出しを行っています。

防護服が必要な方は、各地域センターに相談してみましょう。

自己駆除が難しいスズメバチの巣は、無理をしないで駆除専門業者に依頼するよう呼び掛けています。

タウンページの消毒業欄を推奨しており、業者により料金格差があるため、複数の業者を比較検討することもすすめています。

佐世保市、諫早市、大村市では、公式ホームページ内でも、電話やメールでの問い合わせでも、特にスズメバチの巣の駆除対応はありません。

私有地にできたスズメバチの巣は、所有者や管理者が駆除を行うことが基本であり、その場合の駆除業者も個人で探して依頼するスタイルを取っています。

南島原市では、問い合わせした場合に限り、市内の一部地域の駆除業者を案内しています。

口頭で電話番号も教えてもらえるので、すぐに業者に連絡することも可能です。

いずれの場合も駆除費用はすべて依頼者の自己負担となり、自治体による補助制度はありませんでした。

長崎県では自治体としての駆除事業は、長崎市が中心となって一部実施しており、そのほかの地域では一部駆除業者の案内を実施しています。

スズメバチの巣でも、日常生活に支障がなければそっとしておくことも多いようです。

市町村名	衛生害虫対応の課	連絡先
長崎市	環境部 環境政策課	095-829-1156
佐世保市	環境保全課	0956-26-1787
諫早市	環境政策課	0957-22-1500
大村市	環境保全課環境対策グループ	0957-53-4111
南島原市	市民生活部環境課	0957-73-6644

長崎県に生息しているハチの種類

ここからは長崎県内で発見の報告がされているハチの種類について紹介していきます。

ミツバチの一生と集める蜜の量について

長崎県には自然豊かでミツバチも住みやすく、県内各地で養蜂も盛んに行われています。

ミツバチのうち、花から花へ飛び移って蜜を集めるのは働きバチで、その寿命はおよそ1か月程度～1か月半ほどだと言われています。

生まれてから20日程度は巣の中で過ごすため、実質、蜜を集めるのは20日前後です。

働きバチが1度に集める蜜の量は平均0.5ｇ程度で、単純計算すると20日間で10ｇ集めることになります。

つまり、働きバチの一生をかけて集める蜜は10ｇと考えても間違いではないのです。

集めた蜜は水っぽいので、はちみつになるころは約半分くらいに濃縮されてしまいます。

濃縮作業は巣の中で行われ、初めは水分を含んでサラッとしていた蜜も、ドロリとして粘度の高い状態へと変化していきます。

長崎は他の地域よりもハチの活動期間が長いため、ミツバチから採れるはちみつの量も増加していると言われています。

5gというと大体ティースプーン1杯くらいで、人間がひと口で舐められる量です。

働きバチ1匹ではちみつ5gを作り出すとすると、300gのはちみつには60匹の働きバチの一生が詰まっていることになります。

今後はちみつを食べるときは、はちみつへの意識が変わりありがたく食べられそうです。

栄養豊富なはちみつは人間が食べる以外に、働きバチも食べて生きています。

働きバチが食する分を考えると、実際にはちみつが商品として店頭にならぶときは、計算したハチ数よりも多くの働きバチが関わって作られていることになります。

普段は大人しいミツバチが、コツコツはちみつを集めていると考えると、日常生活の中でミツバチに遭遇したときにも少し優しくなれそうですね。

しかし、ミツバチが自宅の屋根裏や天井裏などに巣を作った場合は話しが異なります。

ミツバチは巣の外で糞をする習性があり、巣の下や自宅敷地内の洗濯ものなどに、糞害が出る恐れがあります。

長崎には季節ごとの花が楽しめるハウステンボスなどがあり、ミツバチのオアシスでもあります。

そのため野生のミツバチが、一般住宅に巣を作る可能性も十分に考えられるのです。

できればそっとしておいてあげたいですが、日常生活に支障があるときは、駆除専門業者に依頼して安全に駆除してください。

特に屋内に巣ができたときは、木材を傷めることがあるので、早めの駆除がおすすめです。

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