シロアリは木材を主食とし、建物をも食い荒らす害虫として知られています。
湿気が多いところや温暖な場所を好みますが、沖縄は海に囲まれていたり、台風が頻繁に通過しているため湿気が多く、一年を通して暖かいので、シロアリが生息する上でとても好環境であるといえます。
そのため、沖縄県は全国的にみてもシロアリの被害が多く、見えない場所で被害が進行していることもあるので個人でシロアリを根絶させるのはとても大変です。
こんなときは専門の駆除業者に依頼をして、シロアリの駆除と対策をしてもらいましょう。
ここでは沖縄県内に対応しているシロアリの駆除業者について調べてみました。
沖縄県のシロアリ駆除・防除業者まとめ

沖縄県内対応の白蟻駆除業者の中で、全国の優良駆除業者が登録していると評判になっているのが「シロアリ110番」です。
日本全国24時間365日対応していて、1平米あたり1200円という業界最安値の価格と、5年間の安心保証でトップクラスのシェアを誇っています。

シロアリを自分で根絶させるのはとても困難であるため、大切な家をしっかり守り抜くためにも専門業者にお願いしましょう。
沖縄県に対応したシロアリ駆除業者の中で、対応している地域と費用をまとめてみました。
シロアリ駆除・防除専門業者一覧 | ||
沖縄のバスターズ | 1200円~/㎡ | 沖縄県内全域に対応。 ※離島の場合費用相談あり。 |
海邦しろあり | 1,500円~2,000円/㎡ | |
ファーブル | 1820円~/㎡ | |
しろあり110番(白蟻百十番) | 1670円~2280円/㎡ | |
ダスキン | 8500円~/坪(3.3㎡) | |
ROY | 3800円~/坪(3.3㎡) | |
沖縄むつみ消毒有限会社 | 1200円~/㎡(シロアリ110番加盟店) | |
株式会社サンライフ |
沖縄県の自治体によるシロアリ駆除・防除対応はあるのか?
沖縄県内の場合、シロアリの駆除を対応してくれる自治体はありません。
那覇市や石垣市は薬品や道具の支給・貸出を行っているようですが、このような対応が全国的にも多いようです。
理由としては、ネズミやハチよりも駆除するのが難しく、駆除にかかる費用が高いためだと思います。
そのため沖縄県内では自分でシロアリを駆除するか、業者に頼むしかありません。
しかし、シロアリは薬品を使っても個人で根絶させるのは難しく、一回駆除しても再びやってくる事があるため、シロアリの特徴や駆除の方法を身に付けたプロの業者に依頼するのが望ましいです。
また、業者に依頼することでシロアリの再発防止も徹底してくれますし、シロアリの対策方法もアドバイスしてもらうことも出来ます。
那覇市 | 薬品の支給及び噴霧器の貸し出し |
浦添市 | ハチに関する記載はあるがシロアリの記載はなし |
宜野湾市 | ハチ・ヤスデ・蚊に関する記載はあるが対応は無し |
石垣市 | 薬剤の支給、 煙霧器の貸し出し |
名護市 | ハチ・ハブに関する記載はあるが対応はなし |
連絡先についてはこちら
市町村名 | 衛生害虫対応の課 | 連絡先 |
那覇市 | 環境衛生課 | 098-951-1530 |
沖縄市 | 市民部 環境課 | 098-939-1212 |
うるま市 | 環境課 | 098-973-5594 |
浦添市 | 市民部 環境保全課 | 098-876-1234 |
宜野湾市 | 市民経済部 環境対策課 | 098-893-4411 |
沖縄に生息しているシロアリの種類
シロアリは一度侵入されてしまうと、家の木の部分だけでなく、木製の家具や装飾を食い荒らします。
本来は森林などの倒木や枯れ葉などを土に戻す「分解者」としての役割があり、益虫なのですが、環境の変化で森林から人の住宅などへ住処を変えるようになりました。
気が付かないうちに建物を侵食し脆くなっていくと、地震が起きたときに倒壊する危険性が高まってしまいます。
シロアリといっても、種類によってもたらす被害は様々ですので、それぞれ見ていきましょう。
沖縄県内では、「イエシロアリ」という種類のシロアリが主に棲息しています。
このイエシロアリは、シロアリの中でも一年中建物を食い荒らしてしまう厄介なシロアリで、住宅に大きな被害をもたらします。
体長は7.4~9.4mm程で、沖縄では木材に限らず、地下にも大きな巣を構築し、湿った木材も乾いた木材も関係なく食べ荒らします。
水を運ぶのが得意で、数十メートルに渡って被害をもたらすこともあります。
頭部が卵のような形をしており、攻撃が加えられるとそこから分泌液を放ちます。
沖縄へ飛来・駆除依頼が殺到してくるのは5~7月頃です。
夜になると街灯の明かりに大量に集まってくることがあります。
名前からも分かる通り、もともと日本には居なかった外来種です。
しかし近年では日本全国に点在しており、沖縄でも確認されています。
体長は6-8mm程度で、乾いた木材などを食い荒らしますが、上記のイエシロアリやヤマトシロアリとは異なり、アメリカカンザイシロアリはその食い荒らした木材に巣をつくります。
小屋組材なども食い荒らすため、被害は建物の全体になりやすく、耐震強度がとても低くなってしまう恐れもあります。
実際にアメリカのカリフォルニア州では中規模の地震で倒壊してしまった例もあります。
そのため沖縄でも多大な被害が出る恐れがあります。
また、食い荒らす速さがイエシロアリやヤマトシロアリと比較すると遅く、見つけるのが困難だと言われています。
沖縄に飛来する時期は7~9月の昼間です。
沖縄県内のシロアリの駆除依頼件数
沖縄県のコンクリート住宅でも多いシロアリの被害
沖縄県は最初に言った通り海に囲まれた温暖な島です。
多湿温暖なこの気候は、シロアリにとってとても過ごしやすい環境で、全国的にみても被害がとても多い地域です。
沖縄は台風が頻繁に通過するのでコンクリートの住宅が多いようですが、木造住宅もたくさんあります。
いくら地震やシロアリ対策をした構造をしていたとしても、5年ほど経過するとその効果も薄れてきますし、シロアリを侮ってはいけません。
対策をしたのにシロアリの被害にあったという報告は多々あります。
シロアリに侵食されると、家が傷つくだけでなく建物の倒壊につながる恐れがあり、とても危険な状態となります。
そんなシロアリから大切な住宅を守るためには、5年に一度業者に依頼するなどしかありません。
シロアリの駆除経験がない素人がシロアリを根絶させることは非常に困難です。
どこに潜んでいるのかはまず分かりませんし、見つけたとしても本当にそれが全てなのかは分かりません。
シロアリは土の中にも巣を作ります。
もしもまだシロアリが残っていたら、知らないうちに侵食が進んで建物が危険な状態になるかもしれません。
シロアリを駆除するときはハチやムカデのように攻撃をしてきたり、ネズミやゴキブリのような不快さは薄まるとは思います。
ですが、決して個人だけで駆除して終わりにするのではなく、家で沢山の羽アリを見つけたらすぐに業者を呼んで原因を突き止めてほしいと思います。
シロアリの駆除は1平方メートルあたり1200円が業界の最安値ですが、シロアリが住宅にいるかを無料で見てくれる業者もいますので、まずは相談してみる事をおすすめします。
また、大抵の業者はアフターサービスも充実していますので長期的なサポートも期待できると思います。
シロアリから住宅を守るためには、シロアリ駆除の知識と業者の価格相場を知ることが大切です。
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